AGA治療薬

【2026年最新】AGA治療薬完全解説|フィンペシア・ミノキシジル・デュタステリドの効果・副作用・値段から通販での入手方法まで

AGA治療薬を選ぶとき、候補に挙がるのがフィンペシア・ミノキシジル・デュタステリドの3成分です。ただし3つは役割が違うため、どれが一番かという比べ方はできません。そこでこの記事では、日本皮膚科学会のガイドラインが付けた推奨度を軸に、効果の根拠・副作用・価格の3点で整理します。あわせて通販で買う場合の費用と、偽物をつかまないための確認方法までまとめます。

AGA治療薬の比較|フィンペシア・ミノキシジル・デュタステリドの早見表

3成分は働き方が根本的に違います。フィナステリドとデュタステリドは、抜け毛の原因物質を抑える守りの薬です。一方ミノキシジルは毛を育てる攻めの薬にあたります。まず全体像を1枚で確認してください。

比較項目 フィンペシア ミノキシジル デュタステリド
製品画像 フィンペシア1mgの箱と錠剤シート ツゲイン10%(ミノキシジル外用液)のボトルと外箱 デュタヒール0.5mgのカプセルとシート
有効成分 フィナステリド ミノキシジル デュタステリド
剤形 内服(錠剤) 外用(塗り薬) 内服(カプセル)
役割 抜け毛を抑える(守り) 発毛を促す(攻め) 抜け毛を抑える(守り)
作用の仕組み II型5α還元酵素を阻害 血管拡張と毛母細胞の活性化 I型とII型の両方を阻害
学会の推奨度 A(強く勧める) A(強く勧める・外用) A(強く勧める)
効果を感じるまで 6か月程度 4か月程度 3〜6か月程度
先発品 プロペシア リアップ(外用) ザガーロ / アボルブ
クリニック処方の平均 月4,535円 月5,740円 月6,810円
Modelab(モデラボ)の最安値 月1,290円(1錠43円) 月2,196円(1本) 月1,663円(1錠55円)

AGA治療薬のおすすめの選び方

学会ガイドラインが最も勧める組み合わせ

何を選ぶかで迷ったとき、最も信頼できる物差しになるのが日本皮膚科学会のガイドラインです。14の治療法をエビデンスの水準で評価し、AからDまでの推奨度を付けています。

治療 推奨度 ガイドラインの推奨文
フィナステリド内服 A 行うよう強く勧める
デュタステリド内服 A 行うよう強く勧める
ミノキシジル外用 A 行うよう強く勧める
自毛植毛術 B 行うよう勧める
ミノキシジル内服 D 行うべきではない

推奨度Aが付いているのは3つだけです。そしてガイドラインが最も推奨するのはミノキシジル外用と、フィナステリドまたはデュタステリドの内服を組み合わせる形です。つまり守りと攻めを同時に行う考え方になります。

この併用をModelab(モデラボ)の取り扱いで組むとどうなるかを見ておきます。フィンペシア1mgツゲイン5%の組み合わせが、そのままこの形にあたります。月あたり約5,086円で揃う計算です。

注意したいのは、推奨度がAとDに割れるのがミノキシジルだけだという点です。フィナステリドとデュタステリドは、体内でDHTが作られるのを抑える薬です。全身に行き渡らなければ働かないため、内服しか選択肢がありません。国内ガイドラインに外用という項目自体がないのはそのためです。一方でミノキシジルは塗るか飲むかで評価が正反対になります。この違いは後の章で詳しく扱います。

フィンペシア・ミノキシジル・デュタステリドの基本情報

フィンペシア(プロペシアのジェネリック)

フィンペシア1mgの箱と錠剤シート 有効成分 フィナステリド
含有量1mg
製造元シプラ社(インド)
先発品プロペシア
飲み方1日1回1錠、食事の影響を受けない
学会推奨度A(行うよう強く勧める)
クリニック処方の平均月4,535円(4院平均)
Modelab(モデラボ)の最安値フィンペシア1mg 月1,290円(1錠43円・210錠8,980円)

フィナステリドの作用メカニズム。5α還元酵素を阻害してDHTの産生を抑え、毛包の成長期を保つ仕組みの図解

フィンペシアはインドのシプラ社が製造するプロペシアのジェネリックです。有効成分のフィナステリドはII型5α還元酵素を阻害します。この酵素はテストステロンを、より強力なジヒドロテストステロン(DHT)へ変えます。そしてDHTが毛の成長期を短くすることでAGAが進みます。つまりフィンペシアは原因の入り口を塞ぐ薬だといえます。

国内クリニックがフィンペシアという名前で処方することはほとんどありません。日本で承認されているのはプロペシアと国内メーカーのフィナステリド錠だからです。そのためフィンペシアを検討する方の多くは通販、つまり個人輸入という経路を選ぶことになります。

ミノキシジル外用(リアップのジェネリック)

ツゲイン5%(ミノキシジル外用液)のボトルと外箱 有効成分 ミノキシジル
剤形と濃度外用(塗布液)2%・5%・10%
製造元シプラ社ほか(インド)
先発品リアップ(外用)
使い方外用は1本60mLを1日2回頭皮に塗布
学会推奨度A(行うよう強く勧める)
クリニック処方の平均月5,740円(2院平均)
ガイドラインの濃度男性は5%、女性は1%が推奨度A
Modelab(モデラボ)の最安値ツゲイン5% 月3,796円(5本18,980円時の1本)/ツゲイン2% 月2,196円

ミノキシジルの作用。休止期の毛包を初期成長期へ、初期成長期を後期成長期へ移行させるヘアサイクルの図解

ミノキシジルは頭皮の血管を広げ、毛母細胞の働きを高めて発毛を促します。フィナステリドやデュタステリドとは作用の仕組みがまったく異なるため、併用しても効果が重複しません。ここが併用が推奨される理由です。

外用のミノキシジルとしてはツゲイン2%ツゲイン5%ツゲイン10%を取り扱っています。いずれも日本で承認されているリアップと同じ有効成分を配合した海外ジェネリックにあたります。

濃度はどれを選ぶか

ガイドラインが推奨度Aを付けているのは、男性には5%、女性には1%です。国内で市販されているリアップX5プラスも男性向けは5%で、この濃度が基準になります。

濃度による差は試験でも確認されています。男性393名を対象にしたランダム化比較試験では、48週の時点で5%が2%より毛髪数を多く増やしました。一方で頭皮のかゆみや乾燥は5%のほうが多く報告されています。刺激が心配な場合に2%から始める選び方もありますが、男性でまず基準にすべき濃度は5%です。

10%はガイドラインにも国内承認薬にもない濃度です。5%を超える濃度で効果が上乗せされるという十分な根拠はないため、まず5%を試す形をおすすめします。

ミノキシジルには飲み薬の形もあり、学会の評価は外用と大きく異なります。その理由は次の章で扱います。

デュタステリド(ザガーロのジェネリック)

デュタヒール0.5mgのカプセルとシート 有効成分 デュタステリド
含有量0.5mg
製造元Healing Pharma社(インド)
先発品ザガーロ
飲み方1日1回1カプセル
学会推奨度A(行うよう強く勧める)
クリニック処方の平均月6,810円(3院平均)
Modelab(モデラボ)の最安値デュタヒール0.5mg 月1,663円(1錠55円・180錠9,980円)

デュタステリドはII型に加えてI型の5α還元酵素も阻害します。フィナステリドが塞ぐ経路がひとつなのに対し、デュタステリドは二つ塞ぐという構図です。その分だけDHTを抑える力は強くなります。デュタヒール0.5mgがこの成分にあたります。

ただし強さがそのまま効果の差になるとは限りません。次の章で両者を直接比べた試験の結果を見ていきます。

AGA治療薬3種の効果の根拠を比較する

AGA治療薬は体感に個人差が大きいため、口コミよりも臨床試験のデータで比べるのが確実です。ここでは学会ガイドラインが採用した研究をもとに整理します。

フィナステリドの効果データ

日本人を対象とした試験が複数あるのがフィナステリドの強みです。たとえば414名の日本人男性を対象とした48週間のランダム化比較試験があります。頭頂部の写真判定で、1mg/日の群の58%が軽度改善以上と評価されました。さらに投与を続けた試験では、2年で68%、3年で78%と改善割合が伸びています。

より長期のデータもあります。801名の日本人男性を対象とした5年間の観察研究では、写真評価で99.4%の症例に効果が認められました。40歳未満の方や進行が軽い段階の方でより高い効果が出たと報告されています。

服用期間 軽度改善以上の割合 出典
48週58%日本人414名のランダム化比較試験
2年68%継続投与試験
3年78%継続投与試験
5年99.4%日本人801名の観察研究

数字が示しているのは、続けるほど評価が上がるという点です。6か月で判断せず、年単位で見る前提が必要になります。

デュタステリドはフィナステリドより効くのか

結論から言えば、差はあるものの想像されるほど大きくありません。根拠となるのは、4,950名を対象とした16件のランダム化比較試験を解析したネットワークメタ解析です。デュタステリド0.5mg/日はプラセボに対し、オッズ比16.38(95%信頼区間9.32〜33.29)で毛量増加を示しました。

両者を直接比べた試験もあります。日本を含む917名を対象とした6か月間のランダム化比較試験の結果は次のとおりです。

評価項目 デュタステリド0.5mgとフィナステリド1mgの比較
総毛髪数デュタステリドが優れていた
毛の直径デュタステリドが優れていた
直径60μm以上の硬毛数有意な差はなかった
治験担当者の写真評価有意な差はなかった
専門家3名の写真評価デュタステリドが優れていたが、点数差は頭頂部0.14・前頭部0.24

ガイドライン本文も両者の効果差については今後さらなる検討を要すると結論づけています。つまりデュタステリドが上位互換だと断言できる状況ではありません。まずフィンペシアで様子を見て、手応えが乏しい場合に切り替えるという順序が現実的です。

ミノキシジル外用の濃度による違い

ガイドラインが男性型脱毛症に勧めているのは5%のミノキシジル外用です。この濃度指定には根拠があります。393名の男性を対象に2%と5%を比べた48週間のランダム化比較試験では、脱毛部1cm²あたりの非軟毛の増加数が次のように分かれました。

非軟毛の増加数(48週) 皮膚症状の出現率
プラセボ3.9本3%
2%ミノキシジル12.7本2%
5%ミノキシジル18.6本6%

5%は2%より有意に多く増えましたが、かゆみや接触皮膚炎といった皮膚症状は5%群で高くなりました。効果と刺激はある程度連動するということです。

濃度の選び方

効果を取れば刺激も増える、という関係です。初めて使う場合は低い濃度から始め、頭皮の状態を見ながら調整していく方法があります。すでに外用を使い慣れていて刺激が問題にならないなら、より高い濃度を選ぶ選択肢もあります。

ミノキシジルは外用を選ぶ理由

AGA治療薬を通販で探すとき、最も判断を誤りやすいのがミノキシジルの剤形です。同じ成分でも塗る場合と飲む場合で学会の評価が正反対になります。まずその差がどこから来るのかを整理します。

比較項目 外用(塗る) 内服(飲む)
届き方頭皮に直接、毛包へ局所的に作用消化管から吸収され血流に乗り全身へ
もともとの用途発毛剤として開発降圧薬として開発された血管拡張薬
日本での承認5%が第1類医薬品として承認未承認
臨床試験男性型脱毛症で14件の比較試験と1件の総説実施されていない
学会推奨度A(行うよう強く勧める)D(行うべきではない)
報告されている有害事象かゆみ、紅斑、落屑、毛包炎、接触皮膚炎、顔の多毛全身の多毛症、胸痛、心拍数増加、動悸、息切れ、呼吸困難、うっ血性心不全、むくみ、体重増加
Modelab(モデラボ)の外用の取り扱いツゲイン5% / ツゲイン2% / ツゲイン10%

なぜここまで評価が割れるのか

ミノキシジルはもともと血圧を下げる飲み薬として開発されました。血管を広げる作用が全身に働く薬です。服用者に多毛という副作用が現れたことから、発毛剤へ転用されました。つまり頭髪への作用は言わば副産物です。

塗る場合、作用するのは基本的に塗った場所に限られます。全身の血管への影響は限定的です。一方で飲む場合は本来の降圧作用がそのまま全身に及びます。ガイドラインが挙げる有害事象が心臓と循環器に集中しているのは、この経緯によるものです。

内服には臨床試験そのものがない

評価を分ける決め手は、内服については臨床試験が行われていないという点です。ガイドラインの原文はミノキシジル内服の有用性に関して臨床試験は実施されていないと記しています。効かないと証明されたわけではなく、効くかどうかも安全かどうかも検証されていない状態を指します。推奨度Dの理由も、利益と危険性が十分に検証されていないためと説明されています。

内服を選ぶ場合に知っておきたいこと

ガイドラインは個人輸入による内服にも直接言及しています。全身の多毛症を起こす副作用があることを根拠に、医師が安易に処方したり一般人が個人輸入で入手し服用したりすることを、医薬品医療機器等法の観点から問題視していると記しています。内服の方が実感が得やすいという声はあるものの、それを裏づける比較試験は存在しません。心臓や血圧に不安のある方は特に慎重な判断が必要です。

以上を踏まえると、攻めの役割はミノキシジル外用で担うことになります。守りのフィンペシアと組み合わせれば、推奨度Aの治療を2つ重ねた構成になります。海外製AGA治療薬の全体像は海外のAGA治療薬について解説した記事でも扱っています。

副作用と服用できない人

フィナステリドとデュタステリドで報告されている副作用

両者は同じ5α還元酵素阻害薬なので、副作用の傾向も共通します。3,927名を対象とした12件のシステマティックレビューでは、性機能障害の相対危険度が1.39(95%信頼区間0.99〜1.95)と、プラセボより上昇する傾向が示されました。ただし信頼区間が1をまたいでおり、明確な差とまでは言えません。

薬剤 報告されている主な副作用
フィナステリド / デュタステリド性欲減退、勃起機能の低下、まれに肝機能障害
ミノキシジル外用かゆみ、紅斑、落屑、毛包炎、接触皮膚炎、顔の多毛

日本人374名を対象とした2年間の試験では、用量を切り替えた患者に性機能に関する副作用は報告されていません。頻度が高い副作用ではないものの、ゼロではないという理解が適切です。

血液検査を受ける予定がある方への注意

フィナステリド1mgを用いた355名の試験では、前立腺がんのマーカーである血清PSA濃度が約50%低下することが示されています。そのため服用中にPSA検査を受ける場合は、測定値を2倍して評価する必要があります。検査の際は服用していることを必ず医師に伝えてください。

女性と未成年者は服用も接触も避けてください

フィナステリドとデュタステリドは、妊娠中または妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性は服用できません。DHTが低下することで男子胎児の生殖器官の正常な発育に影響を及ぼすおそれがあるためです。錠剤を割ったり砕いたりすると、成分が皮膚から吸収される可能性があります。そのため女性や子どもが触れないよう保管してください。

服用を始める前に確認したいこと

  • 肝機能に異常を指摘されたことがある方
  • 心臓や血圧の病気で治療中の方
  • 前立腺の検査を予定している方
  • 他の薬を常用している方

いずれかに当てはまる場合は、使用前に医師または薬剤師へ相談してください。個人輸入した医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。つまり健康被害が生じても公的な救済を受けられません。

フィンペシアの通販と国内クリニックの費用を比較

AGA治療は自由診療にあたるため、健康保険は使えず価格も各クリニックが自由に設定します。同じ成分でも金額に幅が出ます。ここでは公開されている料金表をもとに、通販で入手する場合との差を整理します。

成分 クリニック処方の平均(1か月・税込) 価格の幅 Modelab(モデラボ)の最安値
フィナステリド 4,535円 3,000〜6,600円 1,290円
ミノキシジル外用(5%) 5,740円 5,500〜5,980円 3,796円
デュタステリド 6,810円 6,500〜7,000円 1,663円
推奨度Aの併用(フィナステリド+ミノキシジル外用5%) 10,275円 8,500〜12,580円 5,086円

ミノキシジル外用はクリニックが扱う濃度に合わせ、5%どうしで比べています。より安価な2%を選べば月2,196円です。クリニック側の金額の出典は次の4院です。イースト駅前クリニックAGAスキンクリニック湘南AGAクリニックゴリラクリニックの公開料金表から集計しています。なお各院が独自に配合したオリジナル製剤は成分構成が異なるため、集計から除いています。

なぜここまで差が出るのか

通販版の価格は、国内処方の平均に対して内服で2割台、外用で7割弱です。内訳はフィナステリドで約28%、デュタステリドで約24%、ミノキシジル外用5%で約66%になります。外用の差が小さいのは、内服と違って原価に占める容器や基剤の比率が高いためです。それでも差が生まれる理由は2つあります。ジェネリックが先発品の研究開発費を負担しないこと。そして診察や調剤といった医療機関の運営コストが乗らないことです。

Modelab(モデラボ)の通販での取り扱い価格

AGA治療薬は年単位で続ける前提の薬です。そのため1回あたりの金額より、まとめ買いしたときの1錠あたり単価で比べる方が実態に近くなります。

商品 最小パック 最大パック 最安単価
フィンペシア1mg 30錠 2,480円 210錠 8,980円 1錠43円
デュタヒール0.5mg 30錠 3,980円 180錠 9,980円 1錠55円
ツゲイン2% 1本 2,480円 5本 10,980円 1本2,196円
ツゲイン5% 1本 4,480円 5本 18,980円 1本3,796円
ツゲイン10% 1本 5,380円 5本 21,780円 1本4,356円
AGA治療セット 各150錠 10,980円 各300錠 17,980円 月換算1,798円

ガイドラインが最も推奨する併用の形は、フィンペシア1mgとツゲイン5%の組み合わせで揃います。フィンペシアを210錠パック、ツゲインを5本パックで揃えた場合、月あたり約5,086円です。守りと攻めを両方そろえても、フィナステリド単剤を国内クリニックで処方してもらう金額に届きません。

守りと攻めをまとめて用意したい場合はAGA治療セットという選択肢もあります。フィナステリド1mgとミノキシジル10mgを組み合わせたパックです。各300錠のパックは約10か月分にあたり、月あたり1,798円で計算できます。個別に買い揃える手間を省きたい方に向いた構成です。

取り扱い商品の一覧はAGA・薄毛治療薬カテゴリから確認できます。

本物と偽物の見分け方

AGA治療薬は長く飲み続けるものなので、届いた製品が本物かどうかを自分で確認できると安心です。確認できる箇所は主に4つあります。

デュタヒール0.5mgの外箱とブリスターシート。外箱に成分表示、製造ライセンス番号、製造番号、製造年月日、使用期限、販売元の社名と住所が印字されている

上の画像はデュタヒールの外箱とシートです。外箱の側面には成分表示と製造ライセンス番号が入ります。裏面には製造番号・製造年月日・使用期限、そして販売元の社名と所在地、連絡先が印字されています。この水準の情報が揃っているかが最初の確認点になります。

確認箇所 本物で見られる状態 疑わしい状態
外箱の製造情報製造元名、製造番号、製造年月日、使用期限が印字されているいずれかが欠けている、印字がかすれている
ブリスターシート成分名と含有量、ロット番号が箔押しで入っているシールを貼っただけ、番号が箱と一致しない
錠剤の刻印と色ロットが違っても刻印の形と位置が一定刻印がない、欠けている、色むらがある
包装の密封状態アルミが破れておらず、開封跡がない一部が開いている、裸の錠剤が混ざっている

フィンペシアで特に確認したい点

フィンペシア1mgとミノキシヘッド10mgの外箱。フィンペシアの箱にはCiplaの社名、製造ライセンス番号、製造所の所在地、10x10 Tabletsの表示がある

フィンペシアの外箱には、製造元のCiplaという社名、製造ライセンス番号、インド・ゴア州の製造所所在地、内容量の表示が入ります。さらに男性専用である旨と、割れた錠剤を女性が扱わないよう促す注意書きも印字されています。

フィンペシアはかつて着色料のキノリンイエローを使用していました。しかし現在はキノリンイエローフリーの製剤に切り替わっています。そのため成分表示にキノリンイエローの記載があるものは、古い在庫か製造元が異なる可能性があります。

価格が相場から大きく外れている場合は注意してください

極端に安い価格が提示されている場合、含有量が表示と異なる、あるいは成分が入っていない可能性があります。あわせて販売元の所在地や連絡先が明記されているか、注文後に追跡番号が発行されるかも確認しましょう。届いた製品に不審な点があれば、服用せず販売元に問い合わせることが大切です。

フィンペシアを通販で買う流れと注意点

フィンペシアのように国内で承認されていない医薬品は、個人輸入という枠組みで入手します。厚生労働省が示す個人輸入の考え方では、自分自身が使用する目的なら、数量の目安の範囲内で許可なく輸入できるとされています。ただし数量の基準は医薬品の区分によって異なります。詳しい条件は厚生労働省のページで確認してください。

注文から到着までの流れ

手順 内容 目安
1. 商品を選ぶ成分と含有量、パック数を選択する
2. 支払う銀行振込・ATOPAY・コンビニ決済のいずれかを選ぶ
3. 発送入金確認後、インドから発送される受領後すぐ
4. 到着国際郵便で届く。追跡番号で状況を確認できる7〜14日

Modelab(モデラボ)では送料が一律1,000円で、金額や点数によって変わりません。まとめ買いするほど1回あたりの送料負担は下がります。梱包は匿名配送に対応しており、外装から中身がわかる表示はされません。

通販を使ううえで理解しておきたいこと

  • 到着まで7〜14日かかるため、切らす前に余裕をもって注文する必要があります
  • 個人輸入した医薬品は医薬品副作用被害救済制度の対象外です
  • 他人へ譲渡したり販売したりすることは認められていません
  • 使用はすべて自己責任となります

フィンペシアはまとめ買いで単価が下がる

AGA治療薬は最低でも6か月、実際には年単位で続ける薬です。フィンペシアの場合、30錠パックでは1錠83円ですが、210錠パックにすると1錠43円になります。つまり同じ薬でもパック数の選び方で年間の負担が倍近く変わります。

一方で、体に合うかどうかは飲んでみないとわかりません。そのため最初は小さいパックで様子を見てください。続けられると判断してから大きいパックに切り替えると、無駄が出にくくなります。

よくある質問

Q. フィンペシアとプロペシアは何が違いますか?

A. 有効成分はどちらもフィナステリド1mgで同じです。違いは製造元と価格にあります。プロペシアは日本で承認された先発品で、フィンペシアはインドのシプラ社が製造するジェネリックです。添加物や錠剤の見た目には差がありますが、有効成分の量は同一です。

Q. フィンペシアとミノキシジルは併用できますか?

A. 作用の仕組みが異なるため、併用が想定されています。日本皮膚科学会のガイドラインが最も推奨するのは、ミノキシジル外用と5α還元酵素阻害薬の内服の併用です。抜け毛を抑える働きと発毛を促す働きの両方を同時に行う考え方です。

効果と続け方について

Q. 効果が出るまでどれくらいかかりますか?

A. 髪の生え変わる周期の関係で、判断には最低でも6か月が必要です。日本人414名を対象とした試験では、48週で58%が軽度改善以上と評価されました。さらに継続すると2年で68%、3年で78%と割合が上がります。数か月で結果を判断せず、年単位で見る前提が現実的です。

Q. デュタステリドに切り替えれば必ず効果が上がりますか?

A. そうとは限りません。917名を対象に両剤を直接比べた試験では、総毛髪数と毛の直径でデュタステリドが優れていました。ただし直径60μm以上の硬毛数には有意な差がありません。ガイドラインも両者の効果差は今後さらなる検討を要すると結論づけています。

Q. ミノキシジルは飲む方が効きますか?

A. 内服の方が実感が得やすいという声はありますが、それを裏づける臨床試験は実施されていません。日本皮膚科学会のガイドラインは、内服を推奨度Dと判定しています。利益と危険性が十分に検証されていないためです。一方で外用は14件の比較試験を根拠に推奨度Aとされています。根拠の量に大きな差があるということです。

初期脱毛と中断について

Q. 初期脱毛は起こりますか?

A. ミノキシジル外用では、使い始めに一時的な休止期脱毛が見られることがガイドラインに記載されています。髪の生え変わる周期が整う過程で起こる現象とされています。使用の中止につながることがあるため、事前の理解が必要です。フィナステリドでは同様の記載はありません。

Q. 途中でやめるとどうなりますか?

A. ガイドラインには、内服を中止すると効果は消失すると記載されています。AGAは進行する脱毛症なので、服用をやめると抑えていた進行が再び始まります。そのため継続できる価格帯を選ぶことが重要になります。

安全性と買い方について

Q. 健康診断の血液検査に影響しますか?

A. 影響します。フィナステリドを服用していると、前立腺がんのマーカーである血清PSA濃度が約50%低下することが355名の試験で示されています。検査値を2倍して評価する必要があるため、服用していることを必ず医師に伝えてください。

Q. 女性が使っても問題ありませんか?

A. フィナステリドとデュタステリドは、女性型脱毛症に対して推奨度Dです。女性は服用できません。特に妊娠中または妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性は服用も接触も避けてください。男子胎児の生殖器官の発育に影響を及ぼすおそれがあるためです。ミノキシジル外用は女性型脱毛症に対して1%濃度が推奨されています。

Q. どのくらいまとめて買うのが良いですか?

A. まず小さいパックで体に合うかを確認してください。続けられると判断してから、大きいパックに切り替える方法があります。フィンペシアの場合、30錠パックでは1錠83円ですが、210錠パックでは1錠43円になります。到着まで7〜14日かかるため、切らす前の注文も必要です。

参考文献

ガイドラインと公的資料

臨床試験・システマティックレビュー

デュタステリドとミノキシジルの試験

まとめ

フィンペシア・ミノキシジル・デュタステリドは、どれが優れているかではなく役割が違う薬です。フィナステリドとデュタステリドが抜け毛の原因を抑える守り、ミノキシジルが発毛を促す攻めにあたります。

  • 費用を抑えて始めたい → フィンペシア(1錠43円、210錠パック時)
  • フィンペシアで手応えが乏しかった → デュタヒール(1錠55円、180錠パック時)
  • 髪を増やしたい → ツゲイン5%(1本3,796円、5本パック時)
  • 学会が最も勧める形にしたい → フィンペシア+ツゲイン5%の併用(月あたり約5,086円)
  • 2剤をまとめて用意したい → AGA治療セット(月あたり1,798円、各300錠パック時)

選ぶときに外せない2点

ミノキシジルを選ぶときは剤形の確認が欠かせません。外用は推奨度A、内服は推奨度Dと評価が正反対になるためです。内服は臨床試験が行われておらず、循環器系の有害事象が報告されています。根拠の裏づけを重視するなら外用という選択になります。

そしてAGA治療は、続けることが前提になります。ガイドラインにも内服を中止すると効果は消失すると記されています。そのため無理なく払い続けられる価格帯を選ぶことが、結果的に最も効率のよい選び方になります。取り扱い商品はAGA・薄毛治療薬カテゴリから確認できます。ED治療薬の比較についてはED治療薬の比較記事で解説しています。

本記事は医薬品の情報提供を目的としており、診断や治療を目的とするものではありません。掲載している効果や期間は臨床試験にもとづく一般的な目安で、感じ方には個人差があります。持病がある方や他の薬を服用中の方は、使用前に医師または薬剤師へご相談ください。個人輸入した医薬品の使用は自己責任となり、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。